最近、よく頭皮がかゆくなっている。
一度かゆくなるとなかなかかゆみが治らない。
特に、敏感肌や乾燥肌の人は、かゆくなりやすくなったりしやすのではないでしょうか。
気のせいかなとかゆみを放置していませんか？
なるべくならば、かゆくなって欲しくないですよね。
かゆみが続くのは、頭皮にトラブルが起きている可能性があります。
トラブルが起きている状態で放置していても、なかなか改善しません。
むしろ、今以上に状態が悪くなることも考えられます。
かゆくなる原因と対策を美容のスペシャリストと一緒にみていきましょう。
頭がかゆくなる原因はこんなこと
頭がかゆくなるには、いくつか原因が考えられます。
早速、見ていきましょう。
乾燥によるかゆみ
頭皮のかゆみが起こるほとんどの原因は、乾燥によって起きるものではないでしょうか。
顔のお肌と同じです。肌が乾燥しているとかゆみを帯びますよね。
頭皮でも肌と同じことが起こります。乾燥がひどくなるとバリア機能が低下します。
肌は自分で確認することができますが、頭皮を自分で確認することは難しいです。
自分で確認できないため、乾燥が進みやすい原因にもなっています。
頭皮のムレによるもの
暑い日など、たくさん汗をかきます。
汗が頭皮を刺激し、かゆみを引き起こします。
汗をかいた後は、速やかに汗を拭き取り、帽子などは脱ぎ、風通しを良くしましょう。
皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌が多い状態は、頭皮がベタベタした状態になり、頭皮環境が悪くなります。
日頃のシャンプーで頭皮の汚れが落ち切れず残っているとこのような状態になりやすくなります。
洗浄力の強いシャンプーを使う
洗浄力の強いシャンプーは汚れをしっかり落とし洗い上がりはさっぱりします。
ですが、汚れをしっかり落とすので、必要以上に頭皮の油分を取りすぎてしまい頭皮が乾燥しやすくなります。
また、すすぎが足らない場合も痒みの原因になります。
悪化すると、どんなことが起きる？
頭皮のかゆみが悪化するとどんな症状が出るのでしょうか。
フケ
かゆみが悪化すると、頭皮のターンオーバーが乱れふけが出始めます。
ふけが出ると肩などの洋服に落ち始め、不潔に見えます。
また、掻きむしった傷から雑菌などが入ると悪化するので注意しましょう。
かきむしりからのかさぶた
あまりにもひどいかゆみが起きるとかきむしることがやめられなくなります。
悪化すると、頭皮を傷つけ、出血したりかさぶたになったりします。
この状態では、シャンプーがしみたり、ヘアカラーができなくなったりします。
あまりにも悪化した場合、専門医に相談する方が良いでしょう。
では、悪化しないためには、日々どうしたら良いのか見ていきましょう。
日々のセルフケアは？
頭皮の状態を良くするには、毎日のケアが鍵になってきます。
すぐに自分でできるケアを紹介します。
ぬるめの温度でシャワーする
洗顔する時には、ぬるま湯の38℃くらいのお湯が良いといわれています。
シャンプーをするときも同じです。
42℃などの熱めのお湯で髪の毛をすすぐと、頭皮の油分を必要以上に落とし、頭皮が乾燥しやすくなります。
少し温いかなと感じるお湯ですすぎましょう。
シャンプーをしっかり洗い流す
すすぎはしっかり流しましょう。
シャンプー剤が髪や頭皮に残っているとかゆみや吹き出物ができる原因になります。
目では泡もなくなったから大丈夫と思っても残っている場合があります。
しっかりすすぐようにしましょう。
優しい界面活性剤のシャンプーに替える
洗浄力の強いシャンプーは必要以上に頭皮の油分を取り除きます。
洗浄力がマイルドなシャンプーに切り替えるだけでもかゆみを防ぐことができます。
高級アルコール系の界面活性剤が配合されているシャンプーは避けましょう。
頭皮を潤す
かゆみを引き起こす原因は、頭皮が乾燥していることが原因です。頭皮に塗布できるローションなどが発売されています。乾燥が激しい場合、直接水分を補給することも可能です。
頭皮がかゆくなるまとめ
頭皮がかゆくなる原因は、頭皮環境が悪化しています。
頭皮の油分が不足して乾燥していたり、油分の分泌が多すぎることによって起こったりしています。
かゆみを帯びると不快に感じます。
かゆみを起こさないためには、日頃からぬるま湯でよくすすぎ、洗浄力のマイルドなシャンプーを使用しましょう。
また、乾燥がひどい場合は、頭皮専用のローションも併用すると効果的です。
悪化してしまった場合は、専門医に相談した方が良いです。
気をつけていきましょう。
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