化粧水は、肌の表面に潤いを与えます。
肌が乾燥してくると、たちまち肌トラブルが発生します。
では、化粧水はどのようにつけたら良いのでしょうか?
よく言われているのは、コットンでつける?または手でつける?
よく論争が起きます。
本当はどちらが良いのでしょうか?
特に敏感肌の人は、些細なことがトラブルに繋がります。
そこで、美容のスペシャリストが解説していきます。
【この記事オススメの人】 ・敏感肌の人 ・化粧水の付け方わからない人 ・肌がヒリヒリ、染みる人
化粧水は手が良いとか、コットンが良いとかどっちもよく聞きますよね?
化粧水の役割
化粧水の役割を見ていきましょう。
化粧水のほとんどの成分は、水分でできています。
洗顔後の不足した水分を補います。
役割は大きく分類して3つです。
- 肌の水分を補う
- 肌をなめらかにする
- 美容成分を届ける
肌が乾燥すると、トラブルを引き起こしやすくなります。
敏感肌の肌の特徴
敏感肌の人の特徴は、肌のバリア機能が低下していることが多いです。
バリア機能が低下していると、些細な刺激が肌荒れなどを引き起こし、トラブルになります。
特に、アルコールに過剰に反応するため、アルコールフリーの化粧水をオススメします。
コットンでの付け方
- コットンに500円硬貨大の化粧水を出しましょう。人差し指と小指でコットンを挟むように持ちます。
- 頬と額にコットンを滑らし化粧水をつけてから、下から上に優しくパッティングします。
- 目尻や小花などの細かい箇所はコットンを折るようにしてつけましょう。
手での付け方
- まずは、清潔な手のひらに500円硬貨大の化粧水を出し、顔の頬などの中心部から広げていきましょう。
- 目の際や小鼻などの細かい箇所に塗り残しがないようにしましょう。
- 顔全体に馴染ませたら優しくそっと顔に手にひらをおき、ハンドプレスしましょう。
敏感肌は手がベスト?
敏感肌の人は、特に外部からの刺激によって肌トラブルを引き起こしやすくなります。
特に、荒れている肌では、コットンなどのわずかな繊維でも刺激になり、痒みを起こします。
荒れている時は化粧水を手で塗ることをオススメします。
肌が敏感になっているときはちょっとしたことでも刺激になるので、手でつけるのが良いね!
間違った化粧水の使い方
陥りやすい間違った化粧水の使い方はこちらです。
化粧水のみ
敏感肌さんは、肌の水分量が不足しており乾燥していることが多いです。
化粧水をつけた直後は潤っていて、乳液はいらないかもと感じてしまう人もいるでしょう。
ですが、敏感肌さんは油分が少ないため、せっかく補給した水分が乳液やクリームでカバーしないと蒸発します。
化粧水が蒸発する際に、元々の肌にある水分も一緒に蒸発します。化粧水を塗る前よりもさらに肌が乾燥してしまいます。
化粧水後は必ず油分も補うようにしましょう。
強くパッティングすると肌に弾力を与える
強くパッティングすることは、肌への負担が大きいです。敏感肌の人は、特にパッティングの衝撃が肌への刺激になり、トラブルを引き起こしやすくなります。また、肌のたるみにも繋がります。化粧水を塗るときは、優しく塗布しましょう。
塗り残しがある
顔の中で塗り残しなどがあるとその部分が乾燥してしまいます。乾燥すると肌トラブルを引き起こします。
特に顔の際などは塗り忘れやすい箇所になるので、忘れないように化粧水をしっかり塗りましょう。
敏感肌さんが避けたいのはアルコール配合の化粧水
アルコールが配合されている化粧水は塗った後、スーッとした感じがありさっぱりした仕上がりになります。
しかしながら、敏感肌さんには、アルコールが刺激になり、しみたり、ヒリヒリしたりすることもあるでしょう。
なるべく、肌が荒れやすい時期などは、アルコール成分は避けるのがベターです。
敏感肌さんへのオススメ化粧水はセラミド入り
敏感肌の人は、角質層の中のセラミドが不足しています。
セラミドが不足していることにより、些細な刺激に敏感に反応し、かゆみやヒリヒリなどの刺激に繋がります。
よって、セラミドが配合されている化粧水を使用し、しっかりセラミドを補給していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
化粧水は肌の水分を補い、なめらかにする効果があります。
メーカーによっては、手またはコットンでつけましょうと使用方法の案内があります。
しかしながら、敏感肌の人は、コットンの繊維が刺激になり、肌トラブルや痒みにつながることもあります。
トラブルが起きやすい肌の人は、手でつけることをオススメします。
手で化粧水をつける際は、手を洗ってからなど清潔な状態でつけましょう。
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